老化の原因と老化防止対策とは?活性酸素、糖化、ホルモンとの関係【2024】

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老化の原因となる活性酸素

活性酸素による老化

老化によって体がさびついてくると言われるのは、悪玉酸素の活性酸素によって身体の細胞が酸化してしまうからです。

身体が酸化するといってもピンとこないかもしれませんが、りんごを切ってほって置くと茶色く変色するのと同様のことが身体に起こっているのです。

そもそも、身体は食材から取り込んだ糖質や脂質を、外気から取り込んだ酸素を反応させることによって、生きるためのエネルギーを取り出しています。

しかし、同時に酸素を取り込んで燃焼させるたびに、老化や病気に関係する活性酸素が発生してしまうことから、生きていくうえで活性酸素の発生は避けられないのです。

老化防止のために活性酸素を減少させる酵素

このようにして増えていく有害な活性酸素ですが、身体にはこの活性酸素を毒性の低い物質に変えてくれる酵素があるのです。

この活性酸素を除去させる酵素は、20代の若い体なら十分に活性酸素を取除いてくれますが、老化とともに次第にその働きは衰えていき、40代になると減少してきます

若い身体を作るためには、活性酸素を除去させる酵素の減少を押さえ、減った分を補う必要があるのです。そこで、抗酸化物質を持つ食材を摂取することで、活性酸素を除去させる酵素の減少を抑えることが可能になります。

抗酸化物質を持つ食材

抗酸化物質を持つ食材には、ポリフェノール(赤ワイン、カカオ、コーヒー、大豆など)ビタミンC(いちご、レモン、キウイ、赤ピーマン、ブロッコリーなど)カテキン(緑茶、コーヒー、ココア、ほうじ茶など)セサミン(ゴマ、米、麦など)コエンザイムQ10(イワシ、カツオ、サバ、牛肉、レバー、ナッツなど)があります。

これらの食材を積極的に取ることによって、活性酸素を減らし老化を防ぎましょう。

 

老化は避けられませんが、活性酸素を減少させることで遅らせることができます

老化の原因となる糖化

糖化とは

次に老化の原因となるのは、身体の糖化です。糖化とは、食事で摂取した糖と体内にあるタンパク質が結びつき、糖化したタンパク質が体内に留まることをいいます。

糖化による老化の仕組み

タンパク質は、身体を構成する主要な成分であって、脳をはじめとした体内の伝達情報もタンパク質が行います。この重要なタンパク質が糖化によって変質してしまうことから、老化を早めてしまう大きな原因となるのです。

糖は重要なエネルギー源の一つですが、糖の取りすぎは糖化を促進させてしまいます。また、太りやすい原因ともなりますから、老化を防ぐために糖の過剰摂取は避けるようにしましょう

 

糖化を防ぐために甘いものの食べすぎには注意しましょう

老化の原因となるホルモン分泌の減少

ホルモンの減少による老化

ホルモン身体の組織や器官の働きを指示する微量な物質です。加齢によってホルモンの分泌量が減少すると、筋肉量が減少したり水分量が減少したり、臓器の変調をきたしたりと、身体に様々な影響を及ぼしてしまいます。

こうした加齢による様々なホルモン分泌量の減少は、自然なもので仕方ないのですが、外部からサプリメントなどで補充することによって、老化のスピードを緩めることが可能になります。

DHEAホルモン

ホルモンには1000種類以上の種類があるのですが、中でもDHEAホルモン男性ホルモンや女性ホルモンの源になる非常に重要なホルモンです。

DHEAホルモンの主な働きとしては、免疫力の強化や抗ストレス、筋肉の増強、記憶力の改善、性機能の維持改善、さらには発がん性の抑制、骨粗鬆症の予防までと多岐に及びます。

若々しさを保つ作用にかかわっていることから、DHEAホルモンは若返りホルモンとも呼ばれているのです。減少したホルモンを補充するものとして、DHEAホルモンを摂取するようにしましょう。

 

老化の原因を知り、予防することで若さを保ちましょう

このように様々な老化の原因があるのですが、それぞれに対処法を上手く用いることによって、老化を予防していきましょう。