基礎代謝を上げるためには
ダイエットをして体重をへらしたいと考えている人は多いですが、実際に食事制限などがしんどいと感じている人も多いです。食事制限せずに痩せるためには、体の基礎代謝量を上げる必要があります。
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基礎代謝を上げるためには筋肉量を増やす必要があるのですが、つけたい筋肉によって行うべき運動は変わってきます。
白筋と赤筋とは インナーマッスルとアウターマッスル
基礎代謝を上げるためには、骨格筋を増やしていく必要がありますが、この骨格筋には大きく分けて白筋と呼ばれるものと赤筋と呼ばれるものの2種類があるのです。
白筋は体の外側にあることからアウターマッスルともよばれ、一方赤筋は体の内側にあることから、インナーマッスルとも呼ばれています。
このアウターマッスルは、ダッシュとかジャンプのように瞬発力が必要な場合に使われる筋肉で、糖をエネルギーとして消費します。一方、インナーマッスルは、ジョギングやマラソンなどの持続的な運動に使われる筋肉で、糖だけではなく脂肪もエネルギーとして使うのです。
インナーマッスルを鍛えると良いということがよく言われるのは、インナーマッスルのほうがエネルギー消費量が大きいことから、基礎代謝を上げるためには、インナーマッスルを鍛える必要があるからなのです。
筋肉を鍛えると効くと、いわゆるムキムキな男性をイメージするかもしれなせんが、それはインナーマッスルでなくアウターマッスルを鍛えた場合です。インナーマッスルを鍛える場合には、インナーマッスルが体の骨格を支えている筋肉であることから、鍛えると姿勢が良くなったり、お腹が引き締まったりする効果があるのです。
また、高齢になった場合に、背中が丸くなってきたりつまずきやすくなったりするのもインナーマッスルが衰えることが原因ですから、若いうちからインナーマッスルを鍛えておくと、老後も健康的に過ごしやすくなります。
インナーマッスルを鍛える方法とは
インナーマッスルを鍛えるためには、重めの負荷を短時間かけるアウターマッスルとは反対に、軽めの負荷をゆっくりと長時間かける有酸素運動を行うことです。
運動を行っていない人の場合には、どういう運動が体に効いているのか分かりにくいものですから、バランスよくしっかり筋肉を鍛えるためにも、ヨガやピラティス、太極拳などのジムで教えてもらいながらするようにすると効率的です。
また、水泳でもインナーマッスルを鍛えることが可能です。インナーマッスルを鍛える場合には、早く泳ぐ必要はなく、クロールや平泳ぎ、背泳ぎなどを組み合わせてゆっくり泳いでみましょう。プールでは水の抵抗もあることから、泳げない人でもプールの中を歩くだけでも効率的でし、浮力で膝の負担もへらす事ができますから、膝に不安のある人にはおすすめの方法です。
ウォーキングで鍛える場合には、普段よりも膝を高く上げて歩くと、下半身のインナーマッスルを鍛えることができます。エレベーターやエスカレーターなどを使わずに、普段から階段などを積極的に使ってインナーマッスルを鍛えることを習慣化しましょう。
痩せるための運動といっても、どの筋肉をどのように鍛えるかによって効果が違うことから、正しく理解し、インナーマッスルを鍛えて基礎代謝力の高い体を作りましょう。
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